ハウアーユー?しげです。
前回はヨハネスブルグを市内観光した俺。
2019/07/28の今回はケープタウンへ飛んでテーブルマウンテンを登る話。
空港で事件発生
04:30 起床。今日のフライトは08:20発。
フライトは5日前の7/23に予約したLCCのSafair。599ZAR(4,787円)。やっす!

05:32 遅れないように空港へ。ウーバーで23km21分219ZAR(1,732円)。

05:55 ヨハネスブルグ空港到着。国内線なのでサクッと制限エリア内へ。

06:12 LCCだから今回はラウンジは使えない。プライオリティパスラウンジはやっぱりあった。プライオリティパス付帯カードがあると何かと助かりそう。
出発までカフェで時間を潰そ。PCを開くと以下メールが届いていた。
この度カードがご利用いただけなかったのは、弊社が導入しております「不正利用検知システム」が作動したためでございます。
三井住友カードの返信より抜粋
VISAが立て続けに使えなかったから昨日メールで問い合わせたのだ。
不正検知システム?どういうこと?クレカのWEB明細を確認すると。。。

やられた。10,000ZMW(84,436円)がザンビアでキャッシングされてる。
お前さんか。使えなくなった原因。おそらくATMでおろした時にスキミング。
利用明細を見たら、不正利用されているようです。記憶のないキャッシングが2,000ZMW3回、4,000ZMW1回されています。カードは手元にあるので、スキミングされた可能性が高いです。今後どのように対処すべきでしょうか。
しょんぼりおじさんの悲痛な叫びより抜粋
偽造カードによる不正利用と思われますので、カードの差替え等、ご相談させて頂きたいと存じます。
三井住友カードの返信より抜粋
南アフリカに滞在中とのことですので、お手数ですが、ご連絡先のお電話番号、ご希望の日時をお知らせ頂きますようよろしくお願いしたします。弊社からご連絡致します。
もしくは、弊社紛失盗難デスクのコレクトコールナンバーにお掛け頂き、セキュリティーセンターに繋ぐようお申出頂きますようお願い致します。
南アフリカからは 0800-99-4603 になります。
おじさんね、海外にいるから気軽に電話出来ないんだ。う〜んどうしよっかな。
とりあえずもうすぐフライト出発だから後で考えよ。
Safairでケープタウンへ

07:51 搭乗ゲートへ。

LCCの気になる点は荷物。Safairの持込手荷物ポリシーは7kgまで一つと小さいの一つまで。
俺は当然預け入れはせずに全ての荷物を機内へ持ち込む。
オンラインチェックインしてたので、チェックインカウンターでは荷物チェックなし。
搭乗ゲートでチェックされるかと思ったけど特になし。
あまり大きい荷物じゃなければスルーする運用なのかも。
まあもしチェックされてもPCを取り出せば荷物は6kg台のはず。旅は身軽が一番。

08:03 機内。いわゆるLCCサイズの3列、3列。2時間程度のフライトだからこれで十分。

08:31 離陸直後の最恐都市。もう生きてる内に市内へ行くことは無いかもね。サヨナラ。
10:37 ケープタウン着陸。空港を出るとタクシーが声をかけてくる。
俺「ウーバーで行く」
タク「ウーバーいくらだ?」
俺「190ZAR」
タク「じゃあ俺も190ZARだ!」ドヤってくる。いや、ドヤるなら安くしろよ!
俺「どーせカード使えないでしょ?バイバイ」
そうしてタクは引き下がっていった。と思ったら大声で呼ばれるから振り向く。
タク「こいつならカード使えるぜ」仲間を連れてくる。
あーめんどくセー。でも190ZARならウーバーと同額。カードも使えるならいっかと了承。
タクシーに乗り、空港を出るとすぐガソリンスタンドに寄る運転手。
車降りる。ソッコー戻ってくる。「あ〜しまった。財布忘れた。ガソリン入れられない。」
メーターを指しつつ「もうすぐガス欠。現金が必要。運賃は現金で払って。」
は?何だこいつ。ゼッテー確信犯。おまけに財布ないから釣りもないだと。
俺は200ZARしかない。10ZARの釣りはどうすんだ?と聞くとATMでぴったりおろせと。
マジうざい。ATMいやだからカードなんだよ。てかこんな時にニヤニヤしてんじゃねえ!
でもここは殺人多発地域、南アフリカのケープタウン。あんま言うとドライバー豹変するかも。
ケープタウン最初から不愉快。誠に遺憾だが、グッと我慢。もう今後は絶対ウーバー乗る。
今日は何だかツイてない。ケープタウンは最悪のスタート。

11:11 車窓から見えるテーブルマウンテンだけが唯一怒りを鎮めてくれる。

11:28 安宿が多く集まるロングストリート到着。渋々お釣りを諦め200ZAR払う。
宿はAirbnbで直前に予約をリクエスト。まだ返信がないのでしばらく待つ。
※Airbnbは「予約、即確定」と「リクエスト後ホストがOKしたら確定」の2タイプある。
クレカ停止して緊急カード発行依頼

11:43 返信を待つ間、南アフリカンな壁の下にあるマックへ。

11:48 ダブルクオーターパウンダーチーズ。そりゃ美味いよ。81.6ZAR(641円)
今日は早くも色々あり、ちょっと疲れたからさ、飯選ぶのに頭使いたくないんだ。許して。
12:24 食った。Wi-Fi繋いでクレカの対応。俺が知ってる海外からの電話のかけ方は三つ。
- ケータイからそのままかける(通話料は目をつぶる)
- コレクトコール経由でケータイからかける(通話料無料)
- スカイプで+1から始まる米国番号にかける(通話料無料)
俺の選択は3つ目。皆さん知ってるだろうか?スカイプなら米国の番号への通話は無料。
VISAカードは発行会社(三井住友など)に関わらず上記 +1 303 967 1090 で対応してくれる。
最初、英語の自動音声だが、次に日本語が流れる。焦らずやれば日本語のオペレータにつながる。
不正利用された旨を伝えカードを停止してもらう。合わせて緊急カード発行依頼もする。

三井住友はゴールドカード以上だと無料で緊急カードを発行して届けてくれる。
ケープタウンの宿が未確定なので、後ほど住所を知らせることにし、20分ほどで電話を切る。

こいつはもはやただのプラスチックゴミ。
本日の宿 Oma’s home へ
13:03 Airbnb未返信。いつまでも待てないのでキャンセル。※リクエスト中はキャンセル無料。

代わりにBooking.comで予約。Airbnbみたいに人の家っぽい。近くだから歩く。
13:30 宿に到着。やっぱり人の家。ここも南アフリカ。外壁、鉄格子、内扉の3段階施錠。

少し早めだけど、急いで掃除してくれた俺の部屋。2泊で900ZAR(約6,450円)
14:06 VISAに住所伝える。ケープタウンにカード届くかメールくれるよう依頼して電話切る。
クレカも一旦片がついた。今日はテーブルマウンテンに行こう。
テーブルマウンテンの上への行き方は歩きとケーブルカーの2通りあるらしい。
行きは歩き、帰りはケーブルカーの人も多いようなので、俺も両方楽しむことにする。

14:47 ウーバーで登山道の入口へ。6km12分55ZAR(434円)

15:01 海、山、都市が一体化した美しい眺め。晴れてないのが悔しいです。

15:06 頂上は雲で覆われはっきり見えない。
テーブルマウンテン登山

15:07 さあ登山開始だ。通常、片道1時間半〜2時間ほどの道のりらしい。
そういえばどのブログも水必須って書いてた。買うの忘れた。まあ頂上で飲みゃいっか。

15:10 下りてく人にガンガン出くわす。登ってく人は全然いない。
皆上りはロープウェイで下りは徒歩ってこと?上り結構しんどいの?

15:11 雲の流れが速い。さっきまで隠れてた頂上が見えかけてる。

15:19 学生の大群が下ってく。学生よ。君らも下りだけかい?それとも上りも歩いたのかい?

15:21 ひたすら岩の階段が続く。一つ一つの段が高い。こりゃ結構足にくる。

15:24 分かれ道。見えづらいが左が「Upper Cable Station 2100m」と書いてある。
これから2100mもあんのかよ。と思いつつ頂上のケーブルカーを目指して左へ。

15:47 ここに来て更に急かよ。

15:56 結構登ったよ。

少し頂上見えてきた?そしてやっと登ってる人見かけたよ。
でもそのおじさん(紺色の上着)に軽々抜かされた。山の主か。

15:58 かなり暑くなってきた。ダウンもコートも脱ぎ捨てTシャツ一枚に。
気温は一桁台。寒いはずだけど暑い。アイスアンドファイア。
デザートでいうアイスクリームとクレープブリュレ。冷たいのと熱いのの組み合わせ。

16:09 霧が濃くなってきた。街並みもほぼ見えない。

16:18 おい!何がどうなってんだ?

16:26 おい!ここどこだ?
そしてホント暑い。水欲しい。水持って来なかったのマジ馬鹿だ。

16:37 ぬお?あれはもしや。

16:38 ムムっ。
頂上。雲とアミーゴ。ここは天国かい?

16:40 トップオブザマウンテン来たー!!!上り始めて1時間半。長かった〜

汗で髪もひげもTシャツもビチョビチョ。みんな本当に水持ってった方がいいよ。

にしても上だけ晴れてんのか〜い!

16:42 National Park と書いてある。頂上は国立公園になってるようだ。

16:43 眼下にはケープタウンの美しい街並み〜。
は見えないけどその代わり、一面の雲海〜。

国立公園内には先人の足跡が続く。OK。疲れは忘れて追っかけるぜ。

16:45 なんてこった。旦那、ここは天国かい?それともあの世ってとこに来ちまったのかい?
本当に誰もいないじゃないか。こんな絶景が広がってるのに皆何やってるんだい?

16:47 しばらくすると目線と同じ高さに見慣れたやつが現れる。
あいつは雲ってんだ。俺の友達、アミーゴさ。友と共にゆっくり頂上を歩く。

16:52 友の切れ間から山に囲まれた街が覗く。

16:58 そろそろ日没が近い。帰りのことを考えなきゃいけない。元来た道を戻る。

17:01 向こうにかすかに建物が見える。あれがきっとケーブルカーステーションだろう。
下りはあれに乗って帰ろう。疲れた〜。水も買おう。ビールも売ってるかな?
最後に
くそタクシー運転手にクレカ不正利用発覚。散々なスタートから始まった1日。
テーブルマウンテンの道のりは険しかったけど、頂上にはご褒美に天国が待っていた。
今回はここまで。
次回はケーブルカーで下りて街へ戻る。
ではまた!
※ユーチューブ版はこちら。
チャンネル登録お願いします!
コメント